mkt-freelance’s diary

フリーランスの生き方を追求するクリエイターが綴っていく、これからのフリーランスの在り方の探求Blogです。

フリーランスの鉄則:ブルーオーシャンを探す、試す、ピボット、離脱するの繰り返し

 

2016年VR元年と言われた年に僕は運良くUnity案件を高単価で受注することができ、実際に3ヶ月ほどのプロジェクトで250万ほど稼ぎました。

 

これはエージェントを通しての働き方であれば当たり前の金額、と思われるかもしれません。しかし、在宅リモートや好きな場所で好きな時間に稼働できる付加価値がある案件としたらどうでしょう?

僕はこの期間を利用して様々なイベントへ参加し、今までになかった世界へ興味を持ち、そこから実際に仕事の相談がくることなどありました。

 

これはずっと10年プログラムを続けてきた!とか、コードを書くのが俺の人生じゃ!と言っているようなフリーランスのエンジニアに言っている訳ではありません。

 

単純に受注する仕事の需要としてはレッドオーシャンの方が多くあるでしょう。問題は、仕事を作り出す(サービス)際の話です。

 

起業するタイプには作りたいからやる。というタイプと、お金を稼げるからやる。というタイプがいます。細分化するともっといることでしょう。

 

僕は両方でした。作りたいしお金も稼ぎたい。それにはそれ相応の努力と経験を積み重ねており、そのノウハウをただで享受したりストックしっぱなしで使えないノウハウになってしまうのは勿体無いということがありました。

 

しかし、新しい未知の分野であればスタートダッシュだけでもトップに近い立ち位置で情報収拾と仕事をすることができます。発信地がアメリカのシリコンバレーやドイツのベルリンだったとしても、おそらく受信が一番早いのは東京でしょう。

 

それはスタートアップがITのスタートアップが渋谷に集まっているということもありますし、イベントが盛んに行われているという複利がある場所だからです。

 

そして、イベントやハッカソンなどに参加していると先進的な技術に触れることができ、それが何に応用できそうかなど事業を考えることができます。それが最終的にマネタイズに繋がるかどうかはわからないことですが、少なくともブレインストーミングには繋がります。

 

そこから周りがやっていないことを調査してみたり、モックを作ってプレゼンしてみるのです。

レッドオーシャンにおいてはこれがなかなか通用しません。

「そんなことは知っている」「見飽きたよ」「それが何になるの?」

と言われるのがオチだと思います。よっぽど革新的なアイデアを持った人材でさらに言うと「肩書き」がしっかりしていないと相手にされないのです。

 

僕がブルーオーシャンを提唱する理由は、ブルーオーシャンであればサービスを作っている側も未知の世界なので、答えを複数求めている。というところにあります。

僕は何度かコンタクトを取って面談へ行き、CEOやCTOと話をしたことがありますが、実際に社内のノウハウでC#を扱っているからUnityでVRの何かサービスを作りたいんだけどアイデアが浮かばない。などの相談を受けました。

本来ならばUniteなどにも参加して大幅に書籍も購入しVRに注力していたその頃の僕にとっては、コンサル料を取ってもいいところでしょう。しかし、逆に企業が求めているアイデア、というものに興味がありいくつか提唱し、反応を見たりと逆に実験に使ってみたりしました。

 

2018年、成功している事例はミドルウェアフレームワークを作っていた企業です。そういう会社へも運良く面談するタイミングや話す機会があり、ここは来るだろうな!と思っていたところがいくつかやはり突出してきました。

 

・Synamon

実は2016年のVRハッカソンで一緒になったチームのメンバーであります。

そして彼らのすごいところはVRハッカソンで作成したコンテンツをVR EXPO AKIBAでDL販売するところまで完成させて収益に繋げたところです。

events.unity3d.jp

現在は

VR空間構築ソリューション『NEUTRANS

を展開しており、他のVRに関するガジェットへのコンサルなども行なっている企業です。先を越されて悔しい反面、やはりチームプレイの大切さを実感した瞬間でもありました。

VR空間構築ソリューション『NEUTRANS』

VR空間構築ソリューション『NEUTRANS』

VR空間構築ソリューション『NEUTRANS』

synamon.jp

 

・meleap / HADO

HADOに社名を変えた方がいいぐらいに有名になった企業ですね。こちらのCEO, CTO, COOには大変お世話になったと共に、体調が悪い際ご迷惑もおかけしてしまいました。

創業の経緯などはこちらに書かれてあります。最近はHADOカートなども手がけられているらしく、ますます今後のコンテンツ発展に期待です。

kigyotv.jp

meleap.com

 

・DVERSE

こちらのSYMMETRY(シンメトリー)は、建築/設計/デザイン向けに開発されたVirtual reality(VR)ソフトウェアです。ミドルウェアの設計に時間と力を入れたところが大きな成功要因と思われます。

http://dverse.me/ja/

 

・株式会社ダズル

こちらは2016年に面談の機会が一度あり、さらには昨年の東京ゲームショウでエンジニアとお話する機会がありました。

サービスとしてはVR空間の中でどこを見ているかなどの分析ツール(webのGA)みたいなものを開発されており、ゲームの改善に繋がるソフトウェアに注力されております。

dzl.co.jp

 

他にもいくつか面談させて頂いた企業、CTOで誘って頂けた企業などたくさんありましたが、その話はまた別途でできればと思います。

 

ブルーオーシャンは新しいテクノロジーに世間や企業が興味を示してきた瞬間に始まります。そして儲けられることがわかると次々に企業が参入しようとしてきます。

今現在2018年では仮想通貨、ビットコインブロックチェーン、そしてAIが特にブルーオーシャンだったはずがあっという間にレッドオーシャンに変わりつつあるのが日々のニュースで見ていてもわかることでしょう。

そこで勝てる勝算があるなら資金をつぎ込み、勝負してもいいと思います。しかし、勝算が特にないのであればピボット(方向転換)してみる。

それでダメなら次のブルーオーシャンを探した方が得策かと思われます。

 

例えば以前稼げると言われ騒がれたせどりアフィリエイトが稼げないと言われている理由はなんでしょう?

答えはヒントとしてSNSの普及にあります。答えを知りたい方はコンサルとして相談も可能ですので、コメントいただければ幸いです。

 

以上、本日のフリーランスブログでした。

 

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