フリーランスの談その1: 案件によって立場がコロコロ変わる理由とは->上手な案件の取り方
2016年から本格的にフリーランスをやっていますが、興味の動向や追いかける技術が変わってきました。
自分の中にインプットされた情報や経験は多数ありますが、フリーランスという立場上知らない人や企業から見られた場合に誤解を招く場合や何をやっているのかわからない人に見えることもあります。案件によって立場が変わることも多いです。
例えば自分は会社員の経験からはwebデザイナー->コーダー->フロントエンドエンジニアと進み、そのまま独立しました。しかし、フリーランスになってからは以下のような立場で仕事を請け負ってきました。
- webディレクター
- UI/UXデザイナー
- アプリエンジニア
- Unityエンジニア
- ゲームデザイナー
- クリエイティブディレクター
- ITコンサル
どれが本業なの?と思われることがありますが、わからなくなる時が自分でもあります。そうなんです。それがフリーランスの難しいところなんです。
本業と呼べるからにはプロフェッショナルであり、お金をもらうからには相応の働きをしなければなりません。
下は自分の大好きなベーシストであるkei nakamuraさんのNHKプロフェッショナルの流儀出演時の言葉です。(サポートベーシスト)
自分の仕事に対してどれだけの対価を見いだせるか。
by kei Nakamura
めちゃくちゃカッコイイですね∑(ノ ̄┏Д┓ ̄)ノ ウオオォォォォォォォー!!
僕がフリーランスとしてやったことは、振られた仕事でちょっとでも手を出せそうなものは「受けてみる」ということでした。
企業側も足りない部分を外注するので、肩書きだけでどんなことができるかまで熟知している方はそこまでいません。名刺には「フロントエンドエンジニア」と書いて配りましたが、フロントエンドエンジニアという職業の敷居も曖昧でどこまでカバーできるか分からない方も大半です。そしておそらく全てをカバーできるというフロントエンドエンジニアも少ないでしょう。
なんのツテもないままに始めたフリーランスでも、幸いSNSやイベントで交流した方々の中からいくつか仕事をもらうことができました。
AngularJSによるハイブリッドアプリの機能設計、ゲーミフィケーションの考案、UnityWebGLによるアプリ開発の先行調査、どれも初めての経験で、ダメだった時に会社が守ってくれる訳ではありません。
しかし、とりあえず受けてみて必死になれば100%でなくとも成果は出せるものです。それに対してクライアントが納得しなければ交渉すればいいですし、様子を見て手に余ると思ったものは直ぐにプランナーへ伝えプロジェクトへ迷惑をかけないようにしました。
失敗した物もたくさんありますが、その経験がなければ次の段階へは進めなかったでしょう。大きな金額のプロジェクトを諦めなければならなかった時の悔しさは、フリーランスを経験したことのある方なら共感してもらえるかと思います。
まずは少しでも興味を持った方にコンタクトする。それをストイックに繰り返す事が一番フリーランスのいい営業の仕方かと思います。
★★★★★★★★★
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