新人が理解しているかどうかはチェック項目で片付ける
みなさまGWも明けてお忙しく働いている時期でしょう!お疲れ様です、フリーランスのMKTです^^
今回は社会人が5月病真っ只中に陥りやすいこの時期に、今回は新社会人、略して新人に関してのひとつ小ネタを紹介したいと思います。
・何がわからないのかわからない
・何を聞いていいのかわからない
・ググれと言われてもググり方がわからない
特に新米エンジニアはそういう状況に陥りやすいはずです。(自分がそうでした)
先輩エンジニアは多忙な中で教えるのが得意な人もいればそうでない人もいるでしょう。自分は素晴らしくプログラミング出来るけれども、人に教えるのはうまくできないという人は案外多いですよね?
コーチとトッププレイヤーの違いと同じで教えるのがうまい人間がもっとも技術的に優れているかというとそうでないのは周知の事実かと存じます。
ここで最も新人を育てる時に大切なことが何かというのを再確認しますと、「モチベーション」の一言に尽きるかと思われます。
例えば僕は九州の田舎生まれですから、その辺の山とかぐらいであれば日帰りの遠足で行っておりました。しかし、いきなり富士山の山頂まで登れと言われたら、おそらく途中でノックダウンし、酸素マスクでタンカに乗って山を降りることになるでしょう。
そしておそらく二度とその山には登りたいと思いたくないですね。なので、まずは新人の現状のレベルを見極めて、そのレベルにあった課題やプロジェクトにアサインするというのが最も良い方法なのではないかと思います。
僕がフリーランスになってUnity3dの案件を初めて請け負った際、ほとんどのメンバーはリモートであり、北海道から京都まで在住地域も散乱している中、さらには多国籍なメンバーでした。マネージメントしていたプロマネが海外経験が長かったこともあってか、調整役としてはかなり優秀な役割を果たしておりプロジェクトが一度完了したタイミングで送られてきたのがGoogleアンケートフォームです。
その中にはプロジェクトの満足度もさながら不満点や改善を希望する点などが上がって居ました。
アンケートというものは、いわゆる振り返りですが、この振り返りがないと負の連鎖が起こり、
・この人に言ってもしょうがない
・自分はプロジェクトには必要ない人間だったのではないか
という不安・不満が生じて大きくなる可能性があります。
ペーパーでは正直退屈でめんどくさい作業ですが、このGoogleアンケートフォームを使えば簡単に集計ができ、次に役立てることができます。
そしてそれにプラスアルファで、自分の部下には理解しているかどうか確認する時に
「どこかわからないところある?」
という聞き方ではなく理解しているかどうかを確認する項目を作り、チェックしてあげることが大切だと思います。
理由としては大きく3つあり、
・わからないと思われることが恥ずかしい
・自分で理解していると思っているところが実は理解して居ない
・用語の定義がまだ曖昧であり、質問の仕方がわからない
などの理由から濁す可能性があるからです。
ここで放置していると、新人にどんどん壁が積み上がってきて、そのタイミングで泣きつかれ、「なんでもっと早く言わないんだよ!怒」とブチ切れることになるの間違いなしです。
確かに優秀な新人は能動的に知識を吸収して勝手に成長していくパターンもあります。しかし、今はまだでもちょっとしたきっかけで伸びる可能性を持っているのも新人です。変な癖がつくとどんどん手遅れになっていくのは、中堅からベテランエンジニアの方であればもうご存知ですね。
まとめると、
少しでもストレスフリーに新人を育てたい場合は、
「理解しているかどうかを確認する項目を作り、チェックしてあげる」
というのが有効的かと思われます。
以上、本日のMKTブログでした。気に入っていただけましたら、記事の拡散よろしくお願い申し上げます。